週刊モーニングの連載漫画からはじまって、ドラマ化した”コウノドリ”
主人公の鴻鳥サクラには、実在のモデル医師がいたというのをご存知ですか?
その医師である、荻田和秀医師が書かれた著書が、こちら。
嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
旦那さん向けの本ではありますが、妊婦さんにもおすすめしたい本です。
妊娠中の旦那さん必見!コウノドリのモデル医師が書いた「嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本」はぜひ読んでほしい一冊。
周産期医療(大阪にある「りんくう総合医療センター」)の最前線で
いまでも現役で働いている荻田医師。
本の内容は、つわり、予定日、陣痛etc…
妊娠していない旦那さんからしたら、分からないことばかり。
そんな妊婦さん事情が、分かりやすく書かれています。
決して固くなく、軽快な関西弁で語りかけるように書かれているので
人柄がにじみ出ていて、クスッと笑ってしまう部分も。
とにかく、とっても読みやすいです。
わたしはダンナ側ではなく嫁ハン側になりますが
気持ちを代弁してもらったようで、読んでいて気持ちがよかったです。
日本の男性の育休取得率は2.65%という驚異的な低さ。
期間からしてみても、1週間程度なんだとか。
わたしの職場でも夫の職場でも、当たり前のように嫁が育休を取って
「仕事=旦那 子育て=嫁」という図ができあがっています。
いまの日本はそれくらい、嫁という立場が固定化されているんですよね。
わが家は、夫が育休(実際は有休)を、2週間ほど取ってくれる予定。
それでも十分にありがたいと思いますが
育児の負担がわたし自身に寄ってしまうのは、間違いない事実です。
嫁ハンをいたわってやりたい ダンナのための妊娠出産読本
コウノドリは漫画もドラマもどちらもみていましたが
この本は「新書版・コウノドリ」として、ぜひ押さえておきたい一冊。
産休に入ってから読んだので、夫に読んでもらったのは臨月に入ってから。
(本が苦手な(すぐに寝てしまう)夫でも、すんなりと読めたそうです(笑))
わたしが予定帝王切開だったこともあって
気になる部分だけは、しっかりと読んでいてくれていました。
お産ってどんなものか、お産に伴うリスク、妊婦の体の状態
ダンナが求められる具体的な手助けの方法はどんなものなのか。
嫁から「この状態を分かってよ!」なんて一方的に言っても
ダンナ側からしてみたら、「???」ということも多いはず。
世の中のダンナ様には、ぜひ妊娠初期からこの本を読んでもらってください。
きっと話さなくても想いは伝わるはずです。
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