2回目の妊婦健診は、とても浮かれていました。
大きくなった元気な赤ちゃんをみて、とてもほほえましく思ったり。
ただ、先生の一言で状況は一転しました。
赤ちゃんの首の後ろに浮腫み(NT)があり、基準値は3ミリ以下のところ
わたしの場合は5.3ミリとかなり厚く、染色体異常が高いという結果でした。
NTが5.3ミリという結果に動揺。もしも出生前診断で高確率がでたら?染色体異常だったら?考えれば考えるほどループにはまる。
わたしは、29歳のころから2年半ほど不妊治療をしてきました。
人工授精1回。
体外受精、顕微授精で採卵2回。移植8回(内1回は中止)
化学流産は4回でした。
移植8回目。
転院先のTIC(津田沼IVFクリニック)でのはじめての移植。
ここで、ついに妊娠継続することができ、いまに至ります。
いままで化学流産を繰り返してきたわたしは(FCTでも言われていましたが)
きっと染色体異常の卵が多いんだろうと、そう認識しています。
だから、12週、13週、16週の安定期に入るまでは安心できない。
ずっとそう思っていました。
この経緯から、奇跡的に妊娠できたとしたら、そのときは出生前診断を受けよう。
そう夫婦で話をしていました。
出生前診断については、賛否両論あるかと思います。
わたしたち夫婦は、もし染色体異常が分かったら堕胎することもあるかもしれない。
そのくらいの覚悟でやるつもりではいました。
ただ実際に指摘をされてみると、どうしても気持ちがついてきませんでした。
だって、お腹の中でうにょうにょ~と、元気に動いている赤ちゃんをみると
堕胎するなんて、とても愚かなことなんじゃないか…そう感じてしまうから。
あんなに長い年月をかけて、やっとやってきてくれた子。
そんな子を、自らの不安と感情で諦めて良いのか。
障がい児だったら諦めるから、羊水(確定)検査を受ける。
そうずっと思っていたのに、いまは頭の中でいったりきたり…答えが出ない状況です。