9月15日(9w4d)
この日は午前中に母子手帳の交付をうけたことは、前回の記事に書きました。
そして午後は、広尾レディースクリニック(以下、HLC)へ
出生前診断「オスカー(OSCAR)検査」のカウンセリングを受講しました。
出生前診断については、わたしたち夫婦は、不妊治療をしているときから
いつか授かることができたら、受けよう。そう話をしていました。
どこで受けるかは(治療が難航していたため)決めていませんでしたが
友人がHLCで受けたと聞いて、ここで受けることにしました。
9w4d 広尾レディースクリニック 出生前診断「オスカー(OSCAR)検査」のカウンセリング内容。
●出生前診断記録
2016年9月~10月
12時00分 カウンセリング
12時40分 エコー(胎児25.5㎜)
12時50分 お会計
カウンセリングは、院長先生でした。
(…内容確認後)めるさんは、体外受精で戻して妊娠したんですね。いま飲んでいる薬なんだけど、バイアスピリンとチラーヂンは、どういった経緯で飲んでいるの?
不育症の検査は引っかかったの?
めるさんはオスカー検査を希望されていますが、この検査で高い確率が出た場合、羊水検査を受ける可能性も出てくると思います。そのとき、バイアスピリンやヘパリンを使用している方は、使用を止めないといけないんですよ。
使用を止める期間は1週間程度になりますが、それでも流産につながってしまうと、やはり薬を止めたせいだと思われてしまうこともあります。実際はバイアスピリンであれば効果は小さいので問題はないのですが…
だからね、不育症のお薬を使用している方は、この検査を懸念する先生方が多いのが現状です。
めるさんも、もし羊水検査をされる場合は、夫婦でしっかりと話し合ってどうするか決めてください。
バイアスピリンはわたしの場合、絶対必要というわけではなさそうなので、大丈夫だと思います。
まずはオスカー検査を受けてから決めます。
それでは、染色体異常についてお話をしていきますね。
オスカー(OSCAR)検査は、確定診断の検査ではありません。先天性疾患が起きる確率を予測するスクリーニング検査で、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、13トリソミー(パトウ症候群)を調べます。
めるさんの場合、過去に化学流産を繰り返していますが、これは他のトリソミーに異常があったもので、妊娠継続をすることができなかったということになります。
21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーは、妊娠継続して生まれてくることも多くあります。
だからその確率をみていこうということです。
この検査は、20代、30代の方に受けていただいた方が良い検査ということなんです。
当日は、NT(首のむくみ)、お母さんの年齢、赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの心拍数、お母さんの血液検査(PAPP-A,freeβhCG)の5つを組合せてリスクを出す検査を行います。血液検査もありますので、1時間ほどみておいてください。
最後に受付で検査予約(平日のみ)を入れて、カウンセリングは無事に終えました。
「オスカー(OSCAR)検査」の詳細はHLCのHPをご覧ください。
じつはカウンセリング後、先生にお願いをしてエコー検査もしていただきました。
胎児は(寝ているのか)動いてはいないものの
週数どおりに大きくなっていて、力強い心拍も見せてくれました。
また、院長先生からは、エコー画像(胎児の首の部分)を見ながら
NTの見方を簡単に教えていただき、とても勉強になりました。
●BT49/9w4d
※黄体ホルモン補充から4日後に移植のため、BTと週数に1日ずれがあります
週数/BT |
hcg/胎嚢/胎児 | 数値/サイズ |
3w6d/BT9 | hcg | 131.4mIU/ml |
4w6d/BT16 | 胎嚢 | 5.8ミリ |
6w6d/BT30 | 胎嚢 胎芽 |
約1.5~1.8ミリ 9.5ミリ |
7w4d/BT35 | 胎芽 | 13.9ミリ |
8w3d/BT41 | 胎児(CRL) | 20.3ミリ |
8w6d/BT44 | 胎児(CRL) | 20.0ミリ |
9w4d/BT49 | 胎児(CRL) | 25.5ミリ |
●通院備忘録
9/15 出生前診断 カウンセリング
9/17 産院 初診
●出生前診断にかかった費用
出生前診断(オスカー(OSCAR)検査) |
通院数 | 金額 |
初診・遺伝カウンセリング・超音波検査 | 1 | 22,620円 |
出生前診断(オスカー(OSCAR)検査) 合計 | 22,620円 | |
総計 | 22,620円 |