2014年12月(D20)
B病院へ転院してはじめての治療となった、1回目の人工授精。
スタート時は、相変わらず薬の反応が悪くて卵胞が育ちませんでした。
そこでホルモン注射(HMG150)を追加しながら、通った10日間。
3回目の診察がやってきました。
この日までに卵胞が育っていなければ、今週期も最悪の場合中止。
緊張した診察日となりました。
人工授精1回目。10日間の連続注射で4つの卵が急成長&OHSSの懸念。
●治療記録
2014年12月 人工授精
●超音波検査(卵胞チェック)
R:18.18.17.16.14
L:20.20.12
多胎の危険もそこまで高くないので、明日午前中に人工授精をしましょう。
今日は、排卵を促すHCG3000を打ちます。排卵時に激しい腹痛があれば、すぐに病院に連絡をしてください。
そんな不安をよそに、院長先生のエコー検査でうつった画面には
なんと4つ以上も、大きく育った卵胞がありました。
B病院では、18mm以上の卵胞があれば、人工授精可能とのこと。
治療をはじめて半年間。
これでようやく一歩前進したんだ…そう安堵した矢先
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の懸念を院長先生から伝えられることに。
卵(卵胞)が不妊治療における排卵誘発剤に過剰に刺激されることによって
卵巣がふくれ上がり、お腹や胸に水がたまるなどの症状が起こること
一般に体外受精をするときは、採卵数を多く取る必要があることから
卵巣の中で複数の卵胞を育てることになります。
卵巣が過剰に刺激される=卵胞が育ちすぎる
この場合、OHSSになるリスクが高ります。
わたしは無月経による排卵障害のため、薬に頼るしかありません。
連日の注射でせっかく育った、大切な卵を無駄にはしたくない。
その気持ちを伝えて、人工授精を行うことになりました。
病院によっては、多胎に関してはリスクが高く
4つあれば4つ子の可能性もあり、見送るという先生もいらっしゃいます。
たとえその危険があったとしても
わたしは絶対にやりたい。 挑戦したい。前に進みたい。
この気持ちが強くありました。
当日はHCG3000の筋注を打ってもらい、デュファストン錠を処方され
あとは翌日の人工授精を待つのみとなりました。
●初診(スクリーニング検査)・人工授精(1回目)にかかった費用&治療費総額
初診・人工授精 |
通院数 | 金額 |
AMH・初診時感染症スクリーニング検査 | 1 | 23,760円 |
初診・精液検査(夫) | 〃 | 1,160円 |
血液検査(超音波・LH-RH・E2・テストステロン ・下垂体前葉不可・PRLなど) |
〃 | 10,110円 |
子宮卵管造影(イソビスト注300)・投薬(セフゾンカプセル) ・HMG筋注150・感染症検査セット(自費) |
2 | 15,810円 |
超音波検査×2日間・HMG筋注150×8日間・投薬(デュファストン錠) | 3 | 11,090円 |
初診・人工授精 合計 | 61,930円 | |
治療費 総計 | 116,160円 |