2014年12月(D11)
B病院へ転院してから、2回目の診察日。
初診で受けた検査結果は、E2とLHという値が極端に低いという
(限りなく0に近い) 無月経特有の症状以外、問題はありませんでした。
そこで夫と話し合った結果、ファティリティクリニック(以下、FCT)
でのはじめての周期は、一般不妊治療の人工授精をすることにしました。
はじめての人工授精。一般不妊治療のメリットと、わたしの場合(無月経)のデメリット。
●治療記録
2014年12月 人工授精
一般不妊治療は、タイミング療法・人工授精の2つの治療方法があります。
どちらも保険がきくこと、そして通常はホルモン剤を多く使わないため
体力的にも金銭的にも抑えられるというメリットがあります。
逆にデメリットは、ホルモン剤をつかうべき人(わたしのような人)は
病院で投薬してもらう以外に方法はないということです。
つまり、自己注射などの保険適用外は、一般不妊治療で受けられないため
できるだけ仕事を抜けて(または休んで)通わなくてはいけません。
わたしの場合、さきにも書いたとおり
検査結果から、E2とLHという値が極端に低いことからホルモン注射が必須。
そのため、職場から片道50分ほどかかるFCTへ、日々通うことになりました。
FCTは、9時半~18時まで。
どんなに遅くても、17時前には会社を出ないと通うことがむずかしい状況。
当時は直属の上長へ素直に話をして、お昼休みに抜けさせてもらい
注射を打ってもらうためだけに、2時間近く会社を抜けることもありました。
もちろん、お昼に抜けた分は、朝はだれよりもはやくに出勤して
夜は仕事を優先。残業をして、業務が滞らないように心がけました。
いま思うと、あのとき上長の理解がなければ、決してこなせなかったでしょう。
本当に感謝しています。
これを何度も繰り返すことは、仕事にも支障をきたすと感じたわたしは
これがダメだったら、ステップアップしか道はない。
そう覚悟を決めていました。
●初診(スクリーニング検査)・人工授精にかかった費用&治療費総額
初診・人工授精 |
通院数 | 金額 |
AMH・初診時感染症スクリーニング検査 | 1 | 23,760円 |
初診・精液検査(夫) | 〃 | 1,160円 |
血液検査(超音波・LH-RH・E2・テストステロン ・下垂体前葉不可・PRLなど) |
〃 | 10,110円 |
子宮卵管造影(イソビスト注300)・投薬(セフゾンカプセル) ・HMG筋注150・感染症検査セット(自費) |
2 | 15,810円 |
初診・人工授精 合計 | 50,840円 | |
治療費 総計 | 105,070円 |