A病院では、一般不妊治療しか行っていなかったこと
そして先生自ら、転院を考えた方がいいと伝えられたこと
このときはショックを隠せませんでした。
でも、このままではいけない…
そんな危機感もあって、夫と転院先の病院をさがすことになりました。
はじめての転院。ファティリティクリニック東京で体外受精説明会を受けて決心したこと。
これから通うことになるファティリティクリニック東京(以下、FCT)は
夫がネットで見つけてくれました。
B病院は、高度不妊治療の専門病院(一般不妊治療も可能)
実績も評判も高く、わたしも転院することでモチベーションが上がっていました。
まずはFCTのこと、そして体外受精のことを知るために
体外受精の説明会に参加することになります。
●IVF学級の内容(月に1回無料で開催)
目次 | 内容 |
不妊症の定義 | |
主な不妊症の原因 | 女性に原因がある場合、男性に原因がある場合 |
一般不妊治療の限界 | |
高度生殖医療(ART)とは | |
体外受精ー胚移植法とは | 排卵誘発法、体外受精(卵子・精子の培養) 胚移植法、黄体補充療法 |
治療成績 | 体外受精ー胚移植法、顕微授精法 |
男性不妊 | 不妊要因 |
顕微授精 | 医学的適応、顕微授精の方法、メリットとデメリット |
受精卵の冷凍保存 | 凍結の原理と方法、メリットとデメリット |
アシステッドハッチング | アシステッドハッチングの適応、治療の目的と方法 |
胚盤胞移植 | 治療の目的と方法 |
体外受精において考えられる 危険因子とその対策 | 卵巣過剰刺激症候群、多胎妊娠、卵巣刺激後の一過性 月経不順、子宮筋腫の増大、卵巣腫瘍の発生、その他 |
体外受精の概要から、受精方法、費用面までこまかい説明があり
初心者のわたしたち夫婦でも分かりやすく、有意義な時間となりました。
なかでも一番印象に残った内容は、こんな院長先生の言葉。
看護士、事務員・培養士による分業体制を明確にしています
だれに、どんなことを聞いたり、頼んだりできるか
これを患者さんに示したうえで、医師に聞きづらい状況があったとしても
他のメンバーに聞ける体制をつくります
だから、患者さんが納得のいくまで情報を得てください
不妊治療をしていると、先生の判断や状況が呑み込めない場面が出てきます。
つまり、どんなちいさなことでも、不安や疑問だらけになるんです。
そんな患者さんの気持ちをくみ取るためのチーム体制を
積極的につくられるFCTに、わたしたち夫婦はとても惹かれました。
そして、転院を決意しました。